
常にクライアントのもとで業務に携わる、現場で働くシステム運用部門の社員のバックアップ体制について紹介します。
まず、東京システム運用部におけるチーフとしての役割やスタンスをお聞かせください。
「クライアントのシステムを運用する部門ですから、クライアントの気持ちになり、クライアントが求めているものを吸収し、それらを具体化していくというスタンスで仕事をしています。」
クライアントと接するときに特に注意していることなどはありますか?
「クライアントとのコミュニケーションです。クライアントの担当者やキーマンとなる方と、仕事に捕われず趣味の話などをしながらコミュニケーションを深めていくようにしています。」
実際の運用業務についてお聞かせください。
「我々とクライアントとの間にある運用手順書に沿って業務を遂行しています。これは、システムを運用するために、機械に対して行わなければならない手順などをまとめたものです。運用手順を決める際、例えばその指標となるものがあるのですが、ある程度はクライアントがフレキシブルに動けるよう、折衷案を提出することもあります。このようなときも、前述のコミュニケーションが重要となります。」
運用業務におけるHLCの特色というものがありましたら教えてください。
「私について言えば、入社して11年経ちますがその内の9年間はクライアントのもとで実際の運用業務に携わってきました。クライアントのもとでの運用業務というのは、そのクライアントに特化したものです。現在の私の業務は、以前の私のような立場にいる多くの運用スタッフから、現場の意見を吸い上げてまとめることです。これは、個々のクライアント専用の運用だけでなく多くのクライアントに対応できるようにするためです。現場のスタッフから吸い上げたものを資産化して運用チームとして流用したり発展させたりすることを目的とし、現在、システム構築部門を確立しているところです。」
「私自身、9年間クライアントのもとで運用をしていたので、クライアントに特化した運用基準を作り上げるノウハウは培ってきました。その後、社内に戻ってきたとき、9年間の経験を他のクライアントの運用にも生かせないか? クライアントに今以上の強みを持った運用を提案していくのに利用できないか? そして自分の後に続く新人の教育に役立てられないか? と考え、具体化に至りました。」
「今はクライアント側でも一般に販売されている書籍で運用に関する知識を多く得ることができます。したがって、クライアントからより高度な運用を依頼されることもあります。もちろん、我々もそのような書籍に目を通していますが、やはり実際に生かされるのは現場で培ったノウハウだと思います。運用において、答えは1つと限らないので書籍に書かれていない知識が必要になるからです。」